こんにちは。ドクターカズです。
盛り上がりを見せた北中米ワールドカップも、スペインの優勝で幕を閉じました。
私がラグビーオタクであることは、このブログでも何度か書いてきましたが、実はサッカーも大好きです。
*「ラグビーオタク参上!」
*「ラグビーワールドカップが始まります!」
*「ラグビーに国境はありません」
*「魔法のやかんはどこにいった?」
今回は、今から24年前、2002年の日韓ワールドカップの思い出です。
当時、小学2年生だった長男は地元のサッカー少年団に入り、毎日ボールを追いかけていました。
そんな頃、某企業の「ワールドカップ観戦チケットプレゼント」に何気なく応募しました。
どうせ当たるはずがないと思っていたところ、まさかの当選。
試合は新潟ビッグスワンで行われるアイルランド対カメルーン戦です。
しかも当日は、当時私が勤務していた大学病院の開学記念日で休診。
会場も新潟市と日帰り圏内。「これは行けということだな」と、幼い長男を連れて出かけました。
行きは高速バス、帰りはJRの弾丸ツアー。
会場へ着くと、世界中から集まったサポーターの熱気に圧倒されました。
緑一色のアイルランドサポーターが歌い、踊り、試合前からスタジアムはお祭り騒ぎ。
「これがワールドカップか!」
テレビでは伝わらない空気を全身で感じました。
当時はスマホやデジタルカメラなどありません。
私は義母から借りたフィルム式カメラを片手に、スタジアムの様子や嬉しそうな長男の姿を夢中で撮り続けました。
試合を満喫し、金沢へ戻ったのは夜中の2時頃。眠ってしまった長男を抱えて帰宅しました。
翌日、意気揚々と写真を現像に持って行こうとして、愕然とします。
カメラにフィルムが入っていませんでした。
私は一日中、世界的なイベント会場で「空シャッター」を押し続けていたのです。
「どうして気付かなかったの?」
妻のひと言が胸に突き刺さりました。
ワールドカップという一生に一度の思い出も、長男の笑顔も、一枚の写真にも残りませんでした。
今思い返しても、我が人生の大失敗のひとつです。
それでも長男は、その後も中学、高校とサッカーを続けました。
そして今回のワールドカップでは、友人たちとメキシコ・モントレーまで日本戦を観戦に行ったそうです。
写真は残っていなくても、あの日ビッグスワンで感じた熱気や興奮は、彼の心の中にはしっかり残っていたのでしょう。
その経験が、彼がサッカーを続ける原点のひとつになったのかもしれません。
写真はなくても、記憶はしっかり残ります。
今でもワールドカップの映像を見ると、あの日の熱気を思い出しますが、もれなく一緒についてくるのが「人生で一番シャッターを切ったのに、1枚も撮れていなかった」苦い記憶です。💦
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