こんにちは。ドクターカズです。
サッカーのキリンチャレンジカップで新生日本代表が好スタートを切りました。
私もサッカーは大好きなので、テレビの前で声援を送りました。
ですが、どうかラグビーもお忘れなく。
来年の9月、ラグビーワールドカップが日本で開催されます。
サッカーのワールドカップや東京オリンピックに比べれば、いささか影が薄いかもしれませんが、元ラガーマンの私(参照:タイトル「水分補給を大切に」)は、来年9月が待ち遠しくてたまりません。
学生時代の私は、「ノックオンのカズ」と呼ばれていました。
ノックオンとは、試合中にボールを前へ落とすと反則になるという、ラグビー独特のルールです。
野球では野手がボールをこぼしても、ランナーより早くボールを塁に届ければ問題ありません。
しかし、ラグビーでは、ボールを落とした瞬間にノックオンが成立します。
当時の私は、走ったりぶつかったりする力技は得意でしたが、ボールをパスしたりキャッチしたりという技術的なことが、はっきり言って下手でした。
「そんな不器用な奴がよく外科医をやってたな」なんて言わないでくださいね。
いわゆる「ボールさばき」というものですが、どれだけ練習してもうまくはならず、チームの中でのノックオン数は私が群を抜いていました。
多大な迷惑をかけた私を受け入れてくれた、当時のチームメイトには、今でも感謝しかありません。
プレーするのは大変でしたが、見るスポーツとしてのラグビーは、これほど面白いものはありません。
サッカーのような華麗なパス回しはありませんが、身体を張ってぶつかり合ういわゆる陣取り合戦は、古来からの人間の闘争本能をくすぐるものがあります。
3年前のワールドカップで、日本代表が南アフリカ代表に劇的な逆転勝ちを収めた時のことを覚えていますか?
実況中継のアナウンサーが思わず絶叫した、終了間際のトライシーンは、今思い出してもゾクゾクします。
あまりラグビーに詳しくない人から「そんなに凄いことなの?」と聞かれると、私はいつも「例えるなら、か弱い(?)私の妻が吉田沙保里選手に勝ったようなものだ」と答えています。
いくらなんでもそれは言い過ぎでは?
いえいえ、かつての日本と世界の差を知っている者として、あながち間違っているとも思いません。オールドファンの皆さんはご存知かと思いますが、30年ほど前の日本代表は英国の大学単独チームにも大敗していたのですよ。
おっと、ラグビーのうんちくを話し始めたら止まらなくなってしまいます。
まだまだマイナースポーツのラグビーですが、ドクターカズは孤軍奮闘、ワールドカップを盛り上げていきますよ。
世界を驚愕させた3年前のあの興奮を、来年また味わえることを祈りつつ。
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