こんにちは。ドクターカズです。
今週末からラグビーワールドカップが始まります。
ラグビーオタクの私にとって、待ちに待ったラグビー浸けの毎日がスタートします。
「ラグビー」という言葉は、イングランド中部にあるパブリックスクール「ラグビー校」に由来します。
19世紀初め、ラグビー校で行われていたフットボールの試合中、エリス少年がボールを抱えたまま、相手ゴール目指して走り出したことが、ラグビーの起源とされています。
今も現存するラグビー校には、ボールを抱えて走るエリス少年の像があり、世界中のラガーマンの聖地となっています。
ラグビーとういうスポーツの根底には、2つのスピリットが流れています。
まず一つ目は「審判に対するリスペクトの精神」。
ラグビーのような激しい肉弾戦には、厳格なルールが必要です。反則を正確に見極めて、ゲームをコントロールしてくれる審判を信頼しなければ、ゲームそのものが成り立たなくなります。
ラグビーの試合では、審判の判定に異議を唱えることはありません。判定に抗議して審判に詰め寄ったり、暴言を吐いたりするのは、ラグビーの試合ではご法度なのです。
ちなみに、得点が入っても、派手なパーフォーマンスを見せません。これは相手チームへのリスペクトの表れ
です。
二つ目は「自主性」です。
ラグビーの試合中、監督は観客席からスーツ姿で観戦します。ハーフタイムに指示を出すことはありますが、一旦試合が始まったら、監督が口出しをすることはありません。
いったん試合が始まれば、全ての判断は選手(主にキャプテン)に委ねられます。つまりゲームの流れに応じて、選手自身が臨機応変に戦術を組み立てていく必要があるのです。
前回ワールドカップの南アフリカ戦、3点ビハインドで得たPKのチャンスで、スクラムの決断を下したのは、エディ・ジョーンズ監督ではなく、マイケル・リーチ主将。結果、奇跡の逆転劇が生まれました。
「ラグビーは少年を、いち早く大人にし、大人にいつまでも少年の魂を抱かせる。」という名言があります。
普段は気難しい顔ばかりしているドクターカズも、ラグビーを観戦する時は、少年時代にもどった気持ちで、熱烈に応援しますよ。
蛇足ですが、試合前にニュージーランドのオールブラックスが、相手を威嚇し味方の士気を高めるために舞う「ハカ」の迫力は鳥肌ものです。
日本代表と予選で当たるサモア代表も、同じような戦いの舞を披露しますから、試合とあわせてこちらもお楽しみくださいね。
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