こんにちは ドクターカズです。
6年ぶりにブログを再開して2作目です。今年は大雪でしたね。当院の患者さんからも、「雪除けで肩や腰が痛い」という声をよく聞きました。皆さん、本当にお疲れさまでした。
特に年配の方は、玄関先を隅々まできっちり除雪される方が多いようです。私は「身体を痛めるくらいなら、少々手抜きをしてくださいね」とお話しするのですが、長年身についた性分というのはなかなか変わらないものですね。
さて、最近だんだん暖かくなってきました。春も近いようです。
今回は、私の好きな季節について書いてみます。
皆さんは、1年のうちでどの季節がいちばん好きですか。
やっぱり春でしょうか。桜が咲いて、空気がやわらぎ、なんとなく気持ちも明るくなる。
それとも夏の勢いでしょうか。秋の落ち着きや、冬のきりっとした感じが好きな方もいるかもしれません。
私はというと、春の中でも「早春」が好きです。
桜が咲く少し前の、あの時期です。
朝はまだ寒い。でも日差しが少し明るくなっている。野山の草木はまだ枯れたまま。木々は黒々としていて、新芽も見えない枝先に小さな水滴が光っています。湿った黒い土からうっすら湯気が上がり、土のにおいが漂う。
柄にもなく少し詩的に書いてしまいましたが、1年のうちでほんのわずかしかない、あの啓蟄のころがどうも好きなのです。理由はよく分かりません。子どものころから、なぜか好きなのです。
私とは対照的に、妻は春爛漫が大好きです。
桜や菜の花が咲きそろい、あたりが一気に明るくなるあの時期。蝶が舞い、小鳥がさえずる季節です。「やっぱり春はこうでなくちゃ」と言います。たしかにその通り。私もきれいだと思います。
皆さんはどうでしょう。
満開のにぎやかさと、その少し前の静けさ。どちらに心が動きますか。
おそらく、私が少数派でしょう。
「風情がないなぁ」と私が言えば、
「あなたこそ、あんなビミョーな時期が好きなんて、ただ地味なだけでしょ」と一刀両断。
この話題になると、毎年きれいに平行線です。
それでも、桜が満開になれば、結局は妻に付き合って花見に出かけます。ほろ酔いでお弁当を食べ、写真を撮り、「きれいだね」と何度も言います。それは本心です。
ただ、帰り道にふとつぶやくのです。
「やっぱり、早春が好きだなあ」と。
盛り上がる前のほうが落ち着くあたり、どうも私は助走専門の男のようです。
満開担当は妻に任せておきましょう。
PS:過去ブログ「桜よりも梅が好き」も、よろしければ読んでみてくださいね。
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