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    やる気スイッチを押すには

    こんにちは。ドクターカズです。

     

    酷暑の夏も終わり、だんだんと涼しくなってきましたね。

     

    学生の皆さんは新学期も始まって、さぞかし勉強に本腰が入っていることでしょう。

    なになに?なかなかやる気が出なくて困っているって?

    やる気を起こしてくれるいい薬でもないかって?

     

    そんなうまい話はあるはずがありません。

    しかしですね、薬ではありませんが、やる気を出させる魔法のような「やる気スイッチ」が、人間の身体にはあることを、ご存知ですか?

     

    人間の脳のほぼ真ん中に「側坐核」と呼ばれる、やる気をつかさどる部位があります。

    この側坐核に刺激を与えると、脳内物質が分泌されて作業興奮の状態になり、どんどんやる気が出てきます。

     

    では、この側坐核に刺激を与えるには、どうすればいいのでしょうか?

     

    たとえば、こんな経験はないですか?

    なかなかやる気の出なかった勉強も、嫌々ながらもいざ始めてみると、いつの間にか集中して、数時間経っていたとか。

    あるいは、億劫だった食器洗い、しぶしぶ一枚洗ってみると、なぜか勢いがついて全部洗ってしまい、ついでにシンクまで磨いてしまった…などなど。

     

    そうなんです。側坐核を刺激する方法は「まず行動する」ことなんですね。

     

    勉強・仕事・スポーツ・家事等すべにて共通しますが、じっとしていてもやる気はおきません。

    最初はなんとか頑張って、重い腰を上げてください。

    そして騙されたと思って、最初の5分間、集中して取り組んでみてください。

     

    すると、あらあら不思議、いつの間にかやる気が高まって、逆に作業を止めることが苦痛になるほどです。

    結果として、仕事も勉強もはかどる、はかどる!

    時間なんてあっという間に過ぎていきますよ。

     

    つまり、「やる気スイッチをオンにして作業をする」のではなく、「まず作業をしてやる気スイッチをオンにする」ということなんですね。

     

    かくいう私も、このブログを書く時、とりかかるまでは、なかなかやる気が出ません。

    それでも最初は、自分のお尻を叩くようにして、机に向かいます。

    パソコンのスイッチを入れて、キーボードをたたき始め…。 

    すると自分でも気づかないうちに、やる気スイッチがオンになり、今日もこのブログを書いているというわけです。

     

    このやる気を引き出すテクニック、ぜひお試しくださいね。

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