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    ワンちゃんのホームステイ

    こんにちは。ドクターカズです。

     

    4年前まで、我が家にはウェルシュ・コーギー・ペンブローグのロッキーがいました。(参照:「猫派の私が犬を飼った理由」) 

     

    ようやくペットのいない生活に慣れてきた我が家ですが、ある日突然ワンちゃんがやってきました。それもロッキーと同じ犬種のコーギーが、一晩限定で!

     

    近所に住むコーギーの飼い主さんご夫婦が、一泊二日で旅行に行かれるため、我が家でお預かりすることになりました。

     

    通常はペットホテルを利用しているのですが、犬好きの妻が強引にお願いして、我が家で預かることにしたようです。

     

    飼い主ご夫婦にとっては、我が子同然の大切なワンちゃん。不手際があっては大変…と、数日前から妻はウキウキ顔で準備万端整えて、その日を待っていました。

     

    そのワンちゃんは、人懐こくて元気いっぱい、1歳4ヶ月のコーギーの女の子。人見知りもせず、無邪気にじゃれついてきました。

     

    そのあまりの愛くるしさに、妻も私もメロメロ。つぶらな瞳に見つめられてしまうと、ロッキーには許可しなかった、カーペットやソファでの背中スリスリにも眼をつむってしまいました。

     

    めったに家に居ない息子も、この日ばかりはいそいそと帰ってきて、家族一同、久しぶりに犬のいる生活を堪能。いつもは静かな家の中が、ワンちゃんを囲んで、賑やかになりました。

     

    そう言えば、最近、妻はまた犬を飼いたいと口にするようになりました。ロッキーを失った心の痛みがようやく癒えたのでしょうか。

     

    しかしながら、子育てもほぼ終わり、静かで穏やかな生活に慣れてしまった私には、再び犬を飼う気持ちはありませんでした。

     

    ロッキーは仔犬で我が家にやってきて、14歳で天寿を全うするまで、家族の一員として大切な役割を果たしてくれました。ペットがもたらす癒し効果は十分わかっているのですが…、どうしても踏み切れないというのが正直なところです。

     

    もしかして、今回のワンちゃんホームステイは、なかなか首を縦に振らない私に対する、妻の巧妙な作戦だったのかもしれません。

     

    そんなに簡単に懐柔される私ではありません!ですが、抱きしめた時のあのモフモフ感を思い出すと、チラッとですが心が揺れます。

     

    たぶんこれからも続くであろう、ワンちゃんホームステイ攻撃に、果たしてドクターカズは耐えられるでしょうか?かなり劣勢な気もしますが、応援、よろしくお願いいたします。  

    (画像は若かりし頃のロッキー)

      

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