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    ダイエットは一筋縄ではいきません

     

    こんにちは。ドクターカズです。

     

    ダイエットの話が続きます。

     

    さすがに、あれほど運動と食事を頑張ったのだから、体重もスイスイ落ちただろうと思われるでしょう?

     

    ところがどっこい、30年以上もかけて、じっくり溜め込んだ体脂肪は簡単には落とせません。初めのうち、体重はほぼ横ばいで推移しました。

     

    でも、そこでめげてはいけません。いつか必ず、体重は減り始めると信じて、続けることが大切なのです。

     

    私の場合、ダイエットを始めて1ヶ月、ジム通いや納豆・豆腐の食生活に慣れ始めた頃から、体重が徐々に減り始めました。

     

    とは言っても、体重というものは一直線には減りません。上下動を繰り返しながら、全体のトレンドとして、徐々に下降していきます。

     

    長年ぬくぬくと増え続けた私の体脂肪は、突然の黒船来航のような緊急事態にあわてふためき、必死に抵抗してみたものの、ついに耐えきれなくなって、次々に討ち死にしていったのでしょう。

     

    一旦減少するステージに入ると、体重は面白い様に減っていきます。1月に2Kgほど減った月もありました。数字に表れてくると、こっちも嬉しくなって、ますますダイエットにのめり込んでしまいました。

     

    ダイエットを始めて4ヶ月ほど経った頃、いつものようにジムでランニングをしている時、私は右ひざに痛みを感じました。

     

    最初は、ちょっと靱帯でも傷めたのかと、痛みを無視して運動を続けました。ところが、その痛みは日に日にひどくなっていき、しまいには歩くたびに右ひざに激痛を感じるようになったのです。

     

    それでも、ダイエットに夢中になっていた私は、運動を中止しませんでした。少しでも歩みを止めれば、リバウンドするのではないかという、恐怖感があったからです。

     

    いわばダイエットをやめられない強迫神経症のようなものでしょうか。

     

    どうしても痛みが我慢できなくなって、友人の整形外科医に診察してもらったところ、右ひざの半月板が傷んで水が溜まっているとのこと。

     

    「スポーツ選手なら手術だね。一般人なら、だましだまし生活できないこともないけれど…。だけど、ランニングはやめたほうがいい。」と言われました。

     

    大学時代の同期のくせに、なんとつれないことを!私のダイエットは道半ばで、無情にも専門医からランニング禁止令が出されたのです。

     

    今から思えば、担当インストラクターが心配していたように、私は年甲斐もなく頑張りすぎて、膝に想像以上の無理がかかっていたのかもしれません。

     

    さあ、困った。窮地に追い込まれたドクターカズ、これからどうする?

     

    つづきます。

     

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