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    恍惚感と瞑想と

    こんにちは。ドクターカズです。

     

    私は時々プールへ泳ぎに行きます。

    20年ほど前に泳ぎ始めた頃は、近所の大学のプールへ週に2回ほど通いました。

    現在でも、スポーツジムのプールで週1回は泳ぎます。

    …といっても、タイムを競って大会に出るつもりはなく、運動不足の解消やストレスの発散が主な目的で、のんびりマイペースで泳ぎます。

     

    冷たい水に浸かっていると、頭がすっきりするだけでなく、体温を維持するためにカロリー消費が高まります。

     

    また、水中での運動は、膝や腰に負担がかかりませんから、特に年配の方々にはお勧めです。

    普段の生活ではあまり使われない筋肉も知らないうちに鍛えられています。

     

    ただ、ご婦人方には、化粧や髪の毛の手入れ等の問題がありますから、多少の抵抗感はあるかもしれませんね。

     

    私はプールへ行くと、まず最初は全身のストレッチングをしながら、約10分間水中ウオーキングをします。

    充分に身体が水に慣れたところで泳ぎ始めます。

    泳法は主にクロールと背泳ですが、約1時間を目安に、ゆっくりゆっくり休まないで泳ぎます。

     

    泳ぎ始めてしばらくすると、頭の中が真っ白になってきて、えもいわれぬ気持ちのいい感覚に包まれます。

    これは、すべての運動に共通することですが、脳内からエンドルフィンやドーパミンなど、多幸感や高揚感を引き起こす物質が産生されるためです。

     

    よく言われる「ランナーズハイ」や「ウオーキングハイ」は、これらの脳内物質が引き起こす現象で、ジョギングやウオーキングが習慣化してやめられなくなるのは、このためだと思われます。

     

    「スイマーズハイ」ともいうべきこの快感は、泳いだ後もすぐには消えません。

    心地よい筋肉の疲労感とフワフワしたような恍惚感は、病みつきになります。

     

    もうひとつ、私がプールへ行く理由は、泳ぎながら色々なことを考えるためです。

    今でも、日常の些細なことから人生を左右する大きな問題まで、迷ったり悩んだりした時は、まずプールへ行って泳ぎます。

     

    そして、脳内がエンドルフィンで充満する陶酔感に浸りながら、あたかもプール底のタイルと対話するように、考えを巡らせていきます。

    机に向かって悶々と悩み考えるよりは、おおらかで前向きに問題に向き合うことができますから。

     

    問題の解決までには至らなくても、時にいいアイディアが閃いたり、悩んでいることのバカバカしさに気づいたりします。
    水泳はドクターカズにとって、一種の瞑想なのかもしれません。

     

    水の中での瞑想…、いかがですか、ご一緒に?

     

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