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    ウマの目にも涙

    こんにちは。ドクターカズです。

     

    ワニの涙は、その身体の構造上、あごを動かす際に出てくることはお話ししましたが、動物は感情と連動した涙を流すのでしょうか?

    そう、私たちのように、嬉しかったり悲しかったり感動したりした時に出る、本物の涙です。

     

    私は以前、犬を飼っていましたが(参照:タイトル「猫派の私が犬を飼った理由」)、愛犬が涙を流すのを見たことは一度もありませんでした。(妻はロッキーは泣いた…と言いはります)

    確かに犬にも喜怒哀楽はありますが、感情と涙の連動は、そうとう複雑で高度に発達した生き物の証です。

     

    つまり、喜びや悲しみなど、感情に揺さぶられて涙を流す生物は、人間だけというのが、一般的な(あくまでも世間一般での)考え方なのです。
    人間は、表情を使ってコミュニケーションをとる動物ですから、進化の過程で自分の感情を伝えるために涙を流すようになったと言われています。

     

    しかし、しかしですよ、これは私の亡くなった父から聞いた話ですが…。

    父は少年時代に農耕用の馬を飼っていました。

    毎日毎日エサをやったり、身体を拭いてやったり、それはそれはかいがいしく世話をして可愛がったそうです。

     

    ある時、諸般の事情で、その馬を手放すことになりました。

    別れの朝、父が馬の鼻づらを撫でながら、切々と惜別の言葉をかけていると、その馬はなんと大粒の涙を流したというのです。

     

    日本昔ばなしにでも出てきそうな、感動的な場面が目に浮かぶようです。

     

    この話を私の子ども達にしたところ、返ってきたのは、「目にゴミでも入ったんじゃないの?」とか「あくびをしたのでは?」など、不謹慎極まりない言葉ばかり。

    ホントにもう、草葉の陰でおじいちゃんは泣いてるぞ!

     

    私なりに色々調べてみましたが、ワニの涙のような種明かしはみつかりませんでした。

    今まで、涙を医学的に考察してきた手前、ここでおとぎ話のようなことを言うのは片腹痛いのですが…。

     

    それでも私は、父の言葉を信じたいと思います。

    「馬は悲しい時に涙を流す」…と。

     

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