こんにちは。ドクターカズです。
先日、東京オリンピック観戦チケットの二次抽選結果が発表されました。
応募された方もあったと思いますが、結果はいかがでしたか?
私は4口申し込んで、全て落選でした。夏と秋の一次抽選・追加抽選に続いて3連敗です。我ながらくじ運のなさにあきれてしまいます。
さて私は、毎日沢山の患者さんを診ていますが、職業柄たいていの患者さんは覚えています。
とは言うものの、ごく稀に患者さんの名前を言われても、お顔を思い出せないことがあります。
ある日の私とスタッフの会話です。
スタッフ「先生、○○さん(患者さんの名前)からお電話です。」
私「○○さん・・・?」
スタッフ「○○△△さんです。この前の検査結果を聞きたいそうです。」
私「ちょっと待って・・・。○○△△さんって、誰だったかな~~?」
しばし考え込む私。
スタッフ「ほら、先週の金曜日に胃カメラをした○○さんですよ。」
思い出そうとしてもどうしても○○さんの顔が出てきません。そのかわり、胃カメラに映った〇〇さんの大きな胃潰瘍の映像は、ありありと浮かびます。
「あ~思い出した。あの○○さんね。直ぐにつないで。」
どんなに忙しくても、患者さんを顔ではなくて、病気の画像から思い出すとは、言語道断!本当に申し訳ございませんでした。
その昔、大学病院で沢山の患者さんを受け持っていた頃、当時の教授にいつも言われていたことがあります。
「病気を診るな、人を診よ。病気を治すな、人を治せ。」
手術や検査をするときに、患者さんご本人を差し置いて、ついつい病気だけに眼がいきそうになる若手医師を戒めた言葉です。
今は亡き恩師の金言を改めて噛みしめながら、反省すること甚だしいドクターカズでした。
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