こんにちは。ドクターカズです。
長かった梅雨も明け、急に暑くなりました。いよいよ夏本番です。
夏には夏歌。年代によってさまざまだと思いますが、誰しも夏に聴きたい曲があるのではないでしょうか。
私にとっての夏歌は、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」です。
イーグルスは1970年代に活躍した米国のロックバンドです。その代表作ともいえる「ホテル・カリフォルニア」は、私が大学に入った頃に世界中で大ヒットしました。
イントロの印象的なギターソロに始まり、ドン・ヘンリーの哀愁漂うハスキーボイスで紡がれるメロディー、そして後半のツインギターの演奏が素晴らしい!
当時、バイトで貯めたお金で買ったラジカセで、カセットテープが擦り切れるくらい繰り返し繰り返し聴いていました。
聴き始めた当初は、ギター演奏の秀逸さばかりに心が惹かれて、歌詞にはあまり興味を持ちませんでした。曲のタイトルから、南国の退廃的なリゾートホテルで優雅なバカンスを送る人々、なんとなくそんな光景を思い描いたものです。
しかし、バカンスの歌にしては、楽曲全体に、愁いを含んだ陰の部分が漂っているのは、なぜなのでしょう。
後で分かったことですが、この曲の歌詞には実は深い暗喩が隠されていました。しかも、解釈の仕方によって、幾通りにも受け取れます。
堕落してしまったロックミュージックの世界を皮肉ったとか、薬物中毒患者の幻覚の世界を表現したとか、アメリカ人の間でもいろいろな説があるようです。日本の某有名大学のゼミで、「ホテル・カリフォルニアの歌詞の解釈」という宿題が出たこともあるそうです。
いずれにしても、当時のアメリカ世相を反映する、意味深なテーマを含んだ歌詞だとはつゆ知らず、気楽なノリで聴いていた自分を恥ずかしいなぁ…と感じます。
そういう歌詞の裏側を意識して改めて聴いてみると、ますますこの曲の素晴らしさが染み入ってきます。まさにロック界至高の名作と言っても過言ではありません。
今回は、ちょっとオタクっぽい話になってしまいました。家族に「ホテル・カリフォルニア」について偉そうな講釈をしてみましたが、誰も全く相手にしてくれません。
ちなみに、妻の夏歌は、TUBEかサザンオールスターズ。年がばれますね、もっとも私も大好きですが・・・。
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ayumi (水曜日, 31 7月 2019 04:36)
初めましてayumiといいます。
私もホテルカリフォルニア大好きです。ドン・ヘンリーのボーカルが素敵なのは当然ですが、フェルダーのギターも最高ですよね。
歌詞に関しては諸説あるようで、ジャケット写真にはあるはずの無いものが写ってると云う噂もあったり。
難解で意味深な歌詞は彼らの狙いだったのかも・・。
御存じかもしれませんが「ヒストリー・オブ・ザ・イーグルス」というDVDの中でその辺りの事情や裏話などが語られています。歌詞の意味もヘンリーがシンプルに明かしています。
Dr.Kazu (水曜日, 31 7月 2019 18:09)
ayumiさん、コメント有難うございます。
ちょっとマニアックなテーマで、皆さんの反応が心配だったのですが、共感していただけて嬉しいです。
実は、クイーンやビートルズも大好きですので、何かの折にまた書こうと思います。
コメント大歓迎、気軽に書き込んで下さいね。