こんにちは。ドクターカズです。
2018年、今年の漢字は「災」。
世間では酷暑に大雪や大雨、地震に台風など、災害の多い年でした。
当院では、スタッフの大幅な入れ替わりがあり、チーム力が十分発揮できず、院長の私も苦労しました。
幸いにも、「雨降って地固まる」のことわざのように、最終的には新しいメンバーで再スタートできたことに安堵しています。
来年は、是非とも平穏な一年であることを願っています。
さて、今年も多くの著名人が亡くなられましたが、最も印象に残っているのが、樹木希林さんです。
樹木希林さんは、数多くの映画やテレビドラマに出演してこられ、ストレートな物言いで有名な個性派俳優です。
コミカルからシリアスな役までそつなくこなし、サラッとあたかも素で演技しているように見えるのに、いつの間にかこちらが引き込まれてしまう不思議な役者さんでした。
それでいて、その存在感は、観る者の心にしっかりと残像を刻む、映画界にはなくてはならない名優だったと思います。
希林さんは2013年、日本アカデミー賞の授賞式で自分の「全身癌」を告白されました。
2004年の乳癌手術の後、放射線治療を受けていたのは聞いていましたが、自分が「癌だらけ」であることを公の場であっけらかんと発表されたのです。
普通に考えれば、治療に専念するために、仕事を中断あるいは引退するのでしょうが、希林さんの凄いところはその後も、それまでと変わらず、普通に映画やテレビに出演され続けたことです。
最近では「海街diary」や「「万引き家族」など、是枝裕和監督の作品には欠かせない存在になっていました。
また折々のインタビューで、自分が癌であることを、ジョークで茶化したりする余裕を見せ、この人は本当に末期癌患者なのかと疑ってしまうほどでした。
傍からはわかりませんが、希林さんにもきっと死への恐怖に対する、凄まじい心の葛藤があったことと思います。
それを乗り越えて、人生を達観できる境地に到達できたからこそ、癌に左右されずに、自分の役者人生を、最後まで全うできたのではないでしょうか。
14年間も癌とともに生きた樹木希林さんの生きざまに、心から敬意を表したいと思います。
色々あった2018年も、間もなく暮れようとしています。
来年もドクターカズは、樹木希林さんの役者魂に負けないような医者魂で日々の診療にまい進いたします。
もちろん、ブログも全力投球で書いていきますから、乞うご期待を。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
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