こんにちは。ドクターカズです。
「先生は絵がお好きなんですか?」時々患者さんから言われます。
というのも、当院には絵画が何枚か飾ってあるからです。
「ええ、まあ少しばかりは・・・」といつもごまかしてはいますが、本当はずぶの素人というのが正直なところです。
当院に絵画を飾り始めたのは、開業時に義母からもらった1枚の油絵がきっかけです。
受付の壁に掛けてあるのは、南欧風の部屋の窓から、海岸や椰子が見える、リゾートにいるような気分にしてくれる、パステルカラーの絵画。
エヴァ・ハンナさんの作品です。
「病院なんて、ただでさえ暗くなりがちなんだから、少しでも明るくしたほうがいい。」という思いから義母が選んでくれました。
まるで受付の壁が、どこでもドアで南国とつながっているようで、見ているとウキウキしてくるお気にいりの一枚です。
その後、趣味で絵を描いておられる患者さんのご好意で、院内に作品を何枚か飾っていただきました。
玄関を入って真正面、風除室の壁には、緑を基調とした抽象画がかかっています。
タイトルはなんと「静脈」!
ど素人のドクターカズには、よくわかりませんが、アートとはそういうものかもしれません。
背景の壁紙が金色ですので、絵の緑とのコントラストが際立ちます。
クリスマスにはリース、正月には富士山の写真とバトンタッチします。
待合室には、小ぶりな4枚の静物画が掛けてあります。
「鬼灯」・「あじさい」・「西王母」・「洋梨」で、春夏秋冬をイメージしたそうです。
中待ちの入口には、少々古めの額縁に兼六園が描かれた作品が飾ってあります。
これも同じ方からお借りしたもので、兼六園をたくさん描かれたことで有名な、川村嘉久さんの昭和23年頃の作品です。
霞ヶ池の向こうに、ことじ灯籠が描かれています。
余談ですが、待合室からは、坪庭のヤマボウシを眺めることができます。
本来はハナミズキをお願いしたはずなのですが、開業時期が12月でしたので、翌春に花がついて初めてヤマボウシと気が付いたという、いわくつきの樹木です。
業者さんの間違いが、今となっては怪我の功名、その場所にぴったりフィットする樹木に成長しました。
島根県の足立美術館とまではいきませんが、大窓から見える姿はまるで一幅の絵のようです。
当院は、幸か不幸かたいていは空いていますので、診察が終わってから、これらの絵画をゆっくりご鑑賞ください。
きたばやし医院は絵のある医院にとどまらず、これからは絵になる医院を目指して頑張ります。
ブログランキングに参加しています。
↓「金沢情報」のバナーをクリックしていただくと、ポイントが入ります。
応援よろしくお願いいたします。
コメントをお書きください